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最近の安室奈美恵の「独立騒動」のいくつかの記事を読んで思ったこと

「これでは奴隷契約です」そんな文章が8月6日売りの週刊文春にどどんと載っていて驚いた。

 今いろいろなメディアでとり上げられている「安室奈美恵 事務所独立」騒動。
かいつまんで報道されている内容を書くと、今年の5月に安室奈美恵が所属する「ライジング・プロ」に、彼女が「これでは、奴隷契約です。こうなったら、独立します」といった内容の文書をたたき出した。楽曲の原盤権の一部権利も主張するような、事務所側にとっては、「到底うなずけない内容」の報酬条件が書かれた文書だったということだ。この突然の安室奈美恵の独立宣言には、音楽プロモーターの西茂弘氏がかかわっており、彼がそそのかして独立を急にいいはじめたとか、さらに黒幕がいて、その黒幕が週刊誌に今回の騒動をあえてリークさせて、安室を窮地から救うみたいなかたちで、安室が生み出す収益を手に入れようとしているとか、安室は、「洗脳」されて、独立しようと思ったとか・・・まあ、そんな感じの記事がネットでも飛び交っているわけだ。

8月6日に文春が、7日に女性セブンが、上記のような記事をドドンとスクープ記事で掲載したところをみると、いろいろな記事でも書かれているように、事務所側が「ええい!安室!そんなに勝手なことをいうと、こういうことになるんだぞ!」ということで、あえて、リークして今回の記事が成立したといえるだろう。それが一番納得いく。

安室奈美恵は8月22日からツアーをスタートさせている。ファンたちが、「ああもうちょっとで、安室ちゃんのツアーがはじまるよぉ!超楽しみ!」と高揚感がピークになる時期にこの記事が掲載されたというタイミングの良さを考えると、巧妙に仕組まれた展開だとしか思えない。コンサート直前に行えばコンサート制作のプロモーターの西氏に対しても、『警告』のようなものとして記事が機能する、といったところだろうか。文春の記事中に掲載されていた西氏のインタビュー箇所では、「あくまで安室と僕はビジネスパートナー以上の関係ではない」といったような釈明をしていたが・・・。

西氏と安室の親密性はもはや「恋人」でしょ?といった記事もある。しかし、個人的にそんなことはどうでもいい。

黒幕がいようと、いなかろうと、なんであろうと、今の安室奈美恵の活動方針、内容を一番熟知しているはずの事務所側が今回の騒動を週刊誌にリークしたことに対して、僕は「事務所は、バカなのか?」と思ってしまった。

今の安室奈美恵の“STYLE”は、個人的にはいつも「女性ファッション誌に掲載されているルイ・ヴィトンの広告」のようなもの、と心の中でたとえている。
ルイ・ヴィトンなどの誰もが知っている(とくに外資の)ファッション・ブランド広告をみると、特に文字は書いていないのが基本だ。ルイ・ヴィトンの服を身にまとったモデル、あるいは製品そのものの写真+ブランド名。それだけの広告。ついつい目がいってしまう端正で、みた瞬間一発で「あ、ルイ・ヴィトンってかっこいい」という気持ちにさせる、その広告。ルイ・ヴィトンというブランドが圧倒的な存在だからこそ、何も説明文が、キャッチコピーがなくても広告として成立してしまう、そのブランド力―。

安室奈美恵はいまテレビにも一切でず、最近は芸能人が公式で当たり前にプロモーションのために行っているSNSの利用を一切やっていない(facebookの投稿もスタッフが行っているようだ)。

彼女の露出方法は、女性に憧れやファッション・トレンドをふりまく、いうなれば「カリスマ」という像を作り上げるのに最良といえる女性ファッション誌と、ライブ、それしかない。MCが一切ないかっこいいライブと、かわいい・かっこいいを一枚の写真で表現する女性ファッション誌に掲載されるシューティングと、そこでしか読めない女性のあこがれを喚起するかっこよく、時には親近感がわくインタビュー記事。
ネットもこれだけ発達していて、いろいろな露出展開ができるはずなのに、安室といったら、これだけ。安室奈美恵は「とにかくかっこよくて、かわいくて、もう本当憧れ!カリスマ!」と思わせることに特化したこうした活動を今現在、貫いているのである。そこから創り上げられた安室奈美恵の像は、まさにルイ・ヴィトンの広告のように、みた瞬間一発で、「かっこいい」と思わせるブランド力をもつもの、いやブランドそのものであり、多くのファンがそんな彼女に魅了されている(僕もだ)。

しかし、圧倒的なブランドというのは、水をさすようなことがあると、あまりに明確なブランド・イメージをもっているがゆえに、ダメージをうけやすい。

事務所側が、文春などに情報をリークし、安室奈美恵にお灸をすえるというやり方は、この安室奈美恵という「ブランド」に傷をつけるということである。これが、どれだけ安室奈美恵という今の“STYLE”にマイナスな影響を与えるのか。事務所側は本当にわかっているのだろうか。・・・いや、わかってはいるのだろう、だからリークをしたわけだし、事務所側も焦って、今回のようなリーク沙汰が起こしたのかもしれない。

ここで誰も読んでいないブログにおいて、芸能界の裏事情など何もわかっていない一般人の俺がうだうだ書いても仕様がないかもしれない。しかし、これは完全に「安室奈美恵のブランディング」を見誤っているといわざるを得ない。目を覚ませ、安室!という記事もあったが、俺からしてみたら、目をもうちょっと開け!事務所!と言いたい。

今回のリークによる文春の記事は、たしかに安室奈美恵側には、事務所側からいってみたら「効果覿面」だっただろう。・・・が、もう少し事務所側にも冷静になっていただき、今回の騒動を収束させてほしい。

と、私はファンなので、彼女を擁護する側になってしまうわけですが、安室ちゃん側も改めてしっかりと事務所と向き合って、本当、これからの活動に支障がでないように、進んでくれることだけを祈っている。

こんなやり方、誰の得にもならねぇよ。
今週の文春の記事で、ライジング・プロの平社長が安室側に「ファンも迷惑している」というメッセージを送ったという記事が載っていたが、ファンに迷惑をかけているのは、あんたら、事務所側だろ・・・。

今回の騒動が原因で、将来的に安室ちゃんが今のようなもう最高にかっこいいライブをできなくなって、観られなくなるなんてことは、絶対に厭だからね!!

本当、俺はただ、「かっこいい安室奈美恵」が観たいだけなんだよ。

安室ちゃんのスタッフによる公式Facebookに投稿されている、今回の騒動のことを心配しているファンたちによるあったかいメッセージをみてうるうるしたぜ、俺は・・・。
安室ちゃんのファンは、強いぜ。



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今年であってハマって、そしてサマソニ2014で観たぞ!BANKS

クリックしたその瞬間、俺は完全にのみこまれた―たしか3月の半ばだったかと思うが、とある音楽ニュースサイトで、BANKSの新しいミュージックビデオがアップされたというニュースページをみつけて、そこに掲載されていた女性―BANKSのポートレートがあまりに美しかったので、音楽を聴く前から惚れた(笑)。そして、そのYoutubeにアップされたBANKSのBrainのミュージックビデオを再生した。

その瞬間、眼前にあった風景が黒く塗りつぶされた。静謐な暗闇に一粒の水滴が落ちて、暗闇が揺らぐ。その揺らぎの中から、そっと、しかしながら、まるで強力な磁石が押し寄せてくるかのような質量をもって現れた1人の女の声に、俺の皮膚、筋肉、骨、中枢神経から、血管の末端までが揺さぶられ、浸食されていった。それは、とても危険なようなものに思えた。しかし俺は、その浸食してくる、感情を発露していく女の声に、共鳴するビート音に、身をゆだねることを止められない。いや、「止めることをしてはいけない」という強迫観念にも似たそんな感覚に支配されたのだ。

そして、Brain以外の楽曲のミュージックビデオも去年からけっこうアップされているのがわかり、とにかくアップされているそれらを何度も再生した。そうしなければ絶対にいけない気がするほど、俺は、完全にBANKSの歌にやられたのだ。
 
BANKSはLA出身のミュージシャン。昨年、The Weekndのライブのサポートアクトに抜擢され、そこでその存在が話題となり口コミでどんどん知られていったようだ。誰もがそのBANKSの妖しい美しさと―ジャンルでいうならば、R&B、エレクトロミュージックを基盤とする―音楽にまいってしまったということだろう。

そんなBANKSが先日行われたサマーソニック2014に出演した。これが彼女にとっての初来日公演である。
俺は、本当にうれしかった。今年知り、そしてハマったその年の夏にいきなり彼女のパフォーマンスを観られるのだから。
ただ、正直不安もあった。ミュージックビデオでみせる彼女のもはや畏怖をも感じさせる存在感と音楽と歌唱は、本当に「生」でも成立するのか。本当にこのミュージックビデオ並みの、それ以上のものをみせてくれるのか・・・。そう思ってしまうくらい、とにかく完成度が高いBANKSのミュージックビデオだけが俺の彼女に対するイメージなわけで、場合によっては、かなり拍子抜け・・・なんてことがあったら、もうそれはかなりのショックを受けるだろう・・・とも思ってしまったのである。

観るまでは。

BANKSのステージは幕張メッセの中では一番大きいステージであるマウンテンステージで15時50分からのスタートだった。マウンテンステージは本当にデカい。まだファーストフルアルバムも出していないBANKSでこんなデカいところが絶対埋まることはない。しかし、そんなことはどうでもよかった。俺は、最前列を陣取ることに成功したのだ!もう、超うれしかったね。

15時50分、ほぼ時間ちょうどにBANKSはすべてが黒いコーディネートの服装で、颯爽と歩いて登場した。ステージが真っ白なカンバスだとしたら、瞬く間にカンバス全体を黒く塗りつぶしてしまう、一粒の黒い滴のような存在、漆黒の住人ともいうべき存在感を放つBANKSに俺の眼はたぐり寄せられる。ああ、間違いない。これは俺がミュージックビデオで感じていた、そしてずっと沈みつづけいたい存在であるBANKSだと確信し、俺は激情ともいうべき感激と共に登場した彼女に向かって拍手をした。

電子ビート音も操るドラムと、ギター&シンセの奏者2人とBANKSというシンプルなバンド構成。そのシンプルさゆえに、BANKSの歌声がステージ・パフォーマンスを決定づける。彼女の歌声は、生でも基盤がしっかりとした歌唱力とともに、声を震わせることによって、会場全体をのみこむような大きな波を放つ包容力のあるものであり、かつ浸透力のあるものだった。その歌声と確かなヘビーなビート音がシンクロして邪悪なまでの暴力ともいえる音楽を、オーディエンスの心臓に打ち付けてくる。
 
俺の不安はもうどこかわからない遥か彼方へといつの間にか消失していた。

まだフルアルバムをリリースしていないBANKSだが、EPやYotubeで公式にアップしているミュージックビデオ、リリックビデオをある程度聴いていれば演奏された音楽はほぼ全曲わかったと思う。俺は何度も聴いているから、わかった(笑)。BANKSに最初に出会った楽曲Brainもやってくれたし、Beggin For Threadもやった。

最後に演奏したのは、Waiting Gameという最もビート音がヘビーな楽曲だ。BANKSの楽曲のベースは―もちろん彼女の歌声が中心なわけだが―ヘビーなビート音にあるわけで、そのビート音が一番顕著に表れている楽曲がラストをかざったというのは、BANKSの音楽性を観客に決定づけるものにしたといえるだろう。

BANKSはパフォーマンスを終了して、登場してきたときの同じように颯爽と帰っていった。ちょっと笑顔をみせて。
MCのときも、笑顔であいさつしていたのには驚いた。あれ?この人、笑えるのか!なんて思ったくらいだ(笑)。ライブならではのキュートな一面も観ることができたのもまたよかった。
また、来日しないかな。いや、自分から行こうかな。そうまでもして、またBANKSのライブは観たいと思った。

ちなみにBANKSのファーストフルアルバムは、9月9日に発売予定である。これは、見逃せない!ぜひみなさんにも、BANKSが創り上げる、漆黒の世界へと落ちてほしい。






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